大分昔、えぇ〜っと、多分小学生ぐらいの頃?、TVで見たことを記憶している映画です。映画好きの両親だったため、(また当時はいい映画をTVで沢山放映していた)小学生の頃に、かなり沢山の映画を見ていたような気がします。1952年に書かれたヘミングウェイの有名な小説ですが、映画を見たときは勿論その本を読んでいたわけではなく、何故か海題材の映像が好きな私は(勿論海の生き物も好き!←この頃からそうだった^^;)、この映画もカジキとの格闘シーンや、舟の横にくくりつけたカジキの大きさや、狙ってくる鮫との格闘のシーンが多分印象的で、好きになったんだと思います(笑) 20代前半の頃、友人の知り合いから、ヘアメイクやカメラマン等感性の鋭い人達とアトリエにたまって話したりする時期があり、この「老人と海」は好きな人が多く、「砂浜で遊ぶライオンの夢」が憧れで、そのシーンを見たいと言っていたか、撮りたいと言っていたか今では思い出せないんですけど、そんな話をしていたことも、記憶に鮮やかに残っていました。 そして、それからまた数年か十数年経った頃、古本屋で「老人と海」の単行本をみつけ、小さい頃の映画の記憶や、20代前半の記憶が蘇った私は、迷うことなく購入し読んでみました。 映画で見るよりも、文章で読むほうがいっそう深みのある話だなぁ、と感じ、そして「砂浜で遊ぶライオンの夢」に憧れると言っていた当時の男の子達の気持ちが少しわかるような気がしたように思います。 そんなこんなを思い出した昨年だったか、TSUTAYAで「老人と海」がビデオでないかと探してもらったんですけど、日本でリメイクしたものしかないです、と言われもう二度とあの幻のように記憶している映像を見ることはできないのか、となんとなく気落ちした感覚を今でもひきずっていました。 ※「チコと鮫」もないみたいなんですよね〜(涙) そして、今TSUTAYAがまたレンタル半額セールで、何かないかなぁ・・・と眺めていたら、なんとあの「老人と海」のDVDが!えぇ!ないって言ってたのにぃ〜!?と、思いつつ即レンタル&家に戻って検索してみたら、今年の2月に出たばかりだったんですね^^。 「老人と海」 さっき、見終わったところなんですけど、あの小さな頃見た映像の記憶のままでした(嬉) 単行本も今、さらっと読み返してみたら、かなり本文の中からそのままのセリフも使っているんですね。特典映像として、ヘミングウェイ本人がカジキ釣りをしているものがあり、この映画の老人役のスペンサー・トレィシーにそっくりなのにびっくりしました。オリジナルの劇場予告編もついているんですけど、昔の手作り感というか映画に込める想いのようなものが伝わってきて嬉しいおまけです。 多分、この小説は男性のほうが好きなのかしらん? 本を読んだ後、この映画を見ると、いかにこの作品世界を映画として表現することに細心の注意を払っているかが分るのではないかと思います。文章で読んで持ったイメージと映像があまりにかけ離れているとがっかりしますよね?でも、この映画は見事にそれを表現しているように思われます。 昔、本を読んだ記憶のある方は勿論、これから読んでみようと思う方も、是非、本と映画の両方を味わってほしいなぁ〜、と思います。
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