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help リーダーに追加 RSS レオナルド・ダ・ヴィンチ −天才の実像 「受胎告知」観てきました

<<   作成日時 : 2007/06/10 14:05   >>

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行きたいと思いつつ、なかなか行けずにいた本展にこの間やっと行ってきました。「受胎告知」をみるために、数時間並ぶ・・・・・と、いうウワサ。並ぶのが嫌いな私、本展公式サイトで待ち時間の少ない時間帯をチェックして行ったのでまずまずじっくり観ることができました。

画像レオナルド・ダ・ヴィンチ - 天才の実像
場所:上野 東京国立博物館
期日:2007年3月20日(火)〜2007年6月17日(日)

本館では、この「受胎告知」のみの展示。
平成館では、以下の流れで、多くの「手稿」を手がかりに、マルチメディアも利用してレオナルドの広範な精神活動の展開をたどる、という趣向でした。
T レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯
U 《受胎告知》−思索の原点
V 「かたち」のとらえ方
   1:幾何学的原理に基づく人体     4:万物の基盤としての形態
   2:「かたち」の均衡            5:スフォルツァ騎馬像
   3:変形と変容
W 万物の「運動」
   1:自然の4つの「力」と元素      5:諸元素の動きと力
   2:ピラミッドの法則            6:調和のとれた動き、プログラムされた動き
   3:永久機関という幻想         7:消耗する動き
   4:ニンゲンの動きと力          8:心も動き
X 絵画への結実
   1:目−視るための装置         3:影、光、色
   2:人体の描写              4:空気遠近法

「受胎告知」が描かれたのが1472〜73年頃ということで、レオナルドが20代前半に描いたもの、と知ってまずびっくり。それほど大きな絵画ではないんですけど、全体に硬さが残るところから若い時期の作品なんだな、と言われてみればわかります・・・・・が!
「モナ・リザ」を髣髴とさせる筆致が見て取れたり、この頃は「木」の描き方が実験的なんだな、とかマリアの象徴である「白い百合」が描かれているんですけど、それは妙にリアルというか活き活きと描かれているな、とか大天使ガブリエルの衣の描き方がこの頃から素晴しいとか、色々と今後を連想できる筆致が見て取れて、レオナルド好きの方にとっては非常に面白い(興味深い)作品だと思います。
混んでいない時間帯を選んで行ったので、かなりじっくり観ることができたんですけど、すぐ目の前で並ぶ列は、「止まらないで少しずつ歩いてくださ〜い」と言われるので、止まってしっかり観ることはできませんでしたね〜。
絵画鑑賞のみ目的のかたは、「わぁ〜、綺麗〜」・・・・・で、1枚だけ?みたいな感想になると思います^^;2時間近く並んだ方は、「この金額でこれだけ・・・・?」という感想も聞かれそうです^^;

平成館のほうは、上のセクション説明を読んでなんとなく想像がつくとは思いますが、理系的といいますか、観察、実験、結果からわかる考察・思索、探求・・・を繰り返した人ですので、数学的思考や科学的考察がニガテで、絵を鑑賞することを目的として来られた方には、これまたかなり「???」な世界が展開されています^^;

私は、かなり興味深く、面白いな、と感じて微妙に顔に笑みを浮かべながら観ていたと思うんですけど(笑)、疲れてみるのを止めて後ろのソファに座り込んでいる方々も多く、さ〜っと見て終わり、みたいな方も多かったとおもいます(笑)
※2005年に森アーツセンターギャラリーで開催されたレオナルド・ダ・ヴィンチ展「レスター手稿」のほうも観にいっているので、それと合わせて思い出しながらみると、また楽しい。

画像「ダ・ヴィンチ・コード」でも有名になった「ウィトルウィウス的人体:人体均衡図」の法則をマルチメディアを利用して解説しているのは、面白かったですね〜。
これは、立ち止まってじっくり見ている人もかなりいました。

鳥と人間の比較から生み出された「人力飛行機」の模型もかなり楽しいので、じっくり観ている人が多かったんですけど、その前段階としての考察で、人間の手と鳥の手を合体させたものの実像立体化したものがあったんですけど、デビルマンの手が鳥になったようなかんじのもので、これも面白かったですね。

絵を描く人にとっては、ヒントになるものもあったと思います。

残された期日は、あと少しになってしまいましたが、どうしても「受胎告知」を観たい方、またはレオナルド・ダ・ヴィンチを好きな方は、ご覧になることをお勧めします(笑)
東京国立博物館」の本館の常設展を、今回初めてみたんですけど・・・・・ディープです・・・ちょっと恐い感じも^^;建物が古いので、いかにも何か出そうな感じが・・・。仏像が、良かったですね。途中の休むスペースから見える中庭も素敵でした。あぁ、そうそう!昔の写真機で取った、明治維新の偉人たちの写真も楽しい。前回も見たんですけど、古代の日本の展示物(勾玉、埴輪、銅鐸等)は、文句無く面白いので、レオナルド・ダ・ヴィンチを観に行く方は、こちらもお見逃しなく^^。

※図録を買ってきました。凄くいい図録です!これ1冊で、(「受胎告知」の本物を観る以外は)本展をみなくてもいいぐらいです^^;ミュージアムショップに入るだけならタダで入れますので、購入してくるのもいいかと・・・・・(笑)  (2007.6.15追記)



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コメント(4件)

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なんで東京だけなのだ〜!
といつもこの手の大きな作品展では
大阪人は地団駄を踏んでいます(笑)
それにしても部屋に「受胎告知」一枚とは。。。
ああぁぁ。。でもやっぱり観たかった!(涙)
ジャック
2007/06/14 12:52
こんにちは。
万物の運動で「永久機関という幻想」に興味があります。
しかし、とても歩いていける距離ではないし…前回のレスター手稿の時が懐かしい。なんだか、展示会本でもいいのでほしくなりました。最近ネットで手に入る資料を読みながら、レオナルドダヴィンチの思想の部分にますます興味が出てきました。
ぬりかべ
2007/06/14 18:12
あれれ?この展覧会は大阪行かないんでしたっけ^^;?
大きな作品展は東京と関西のどこかには、必ず行くものだと思ってました。
そうなんですよ、「受胎告知」一枚(笑)まぁ、元々完成された絵は少ない人なので、しょうがないと言えばそうなんですけど^^;でも、改めてみると記事に書いたように、色んな筆致が見て取れて、本当に興味深い絵でした。
まさに若かりし頃の天才の絵という感じ・・・・・!
オクターブの共鳴音
2007/06/14 18:16
ぬりかべさん、こんにちは。
「万物の運動」と「かたちのとらえ方」のセクションは、実はかなり興味深いことが説明されてありまして・・・微妙に人がいてじっくり読む&思索することができなかったので・・・本展の図録を買ってこなかったことを、ちょっと後悔してます^^;もう、なんていうか・・・どうして、目の前にある事実から、これほどまでに思索&探求できるのか・・・・・!
明日、行って図録を買ってこようかと思っているぐらいなんですよ・・・!
オクターブの共鳴音
2007/06/14 18:29

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