楽しみにしていた「ダーウィン展」と同時開催の「なでしこたちの挑戦」を、既に国立科学博物館の常連と化している私(笑)、見に行ってまいりました。「ダーウィン展」 ←科博HP内該当ページです 国立科学博物館(東京・上野公園) 2008年3月18日(火)〜6月22日(日) 休館日:毎週月曜日および5月7日(ただし、3/24,3/31,4/7,4/28,5/5は開催) 公式HPはこちら→『ダーウィン展 「進化」発見の旅へ!』 ※東京のあと、日本では大阪でも開催されるようです。 【大阪展 概要】 会 期: 2008年7月19日(土)〜9月21日(日) 会 場: 大阪市立自然史博物館 チャールズ・ダーウィン(1809〜1882)は、進化論の創始者として、その代表的著書「種の起源」(1859年出版)とともに世界中で広く知られています。ダーウィンの「進化」の考え方は19世紀半ばに登場して以来、世界を大きく変えました。科博HP ダーウィン展該当ページより ダーウィン=進化論の提唱者ということは知っていても、詳しいことはわからないし生き物好きの私としましては、絶対見ておかないと、と思ってました(笑) 展示の構成は、パネルの文章を読むことによって、理解していくようになっているので混んでいるときに行くと、ちょっと厳しいかもしれません。特に文章を読んで理解できない年齢のお子さんは、飽きてしまうようですので、一緒に行かれる保護者の方が楽しく説明してあげるとよいのではないかと思います。小学校低学年と思われる男の子でも、音声ガイドを聞きながら熱心に見ているお子さんもいて、「ああ〜、好きなんだな。理系に進むのかな^^」というような感じも目にしましたので、心当たりのある大人の方々、是非連れて行ってあげてほしいと思います(笑) ※科博のHPに、ワークシートがUPされました!学校向け情報としてUPされたようですが、保護者の方が子供さんを連れて行くときに、事前にダウンロードして見ておくと、一層興味を引き出せるのではないかと思いますので是非ご覧になってみてくださいね。 (2008.4.8追記) ダーウィンの直筆の書簡、メモ、文章がその都度展示されているのですが、ダーウィン自身の人物像が意外でした。勉強好きではなかったようです(笑)でも、自分の好きなことはとことん突き詰めてやっていくタイプであったようで、以前このblogでも取り上げた「南方熊楠-森羅万象の探求者-」と、似ているように思いました。 ダーウィンが進化論の着想を得た、独自の進化を遂げた植物や生物が生息する南米のガラパゴス諸島を再現。ダーウィンが出会ったであろうイグアナやゾウガメなどの動植物の標本や模型を展示します。また軍艦「ビーグル号」の模型や、ダーウィンが、幸運にもビーグル号に乗船できることになった経緯を示す手紙、旅先でダーウィンが書いた直筆の手紙・ノートの複製も展示します公式HP みどころより みどころは、ダーウィンが魅せられた生き物たちの映像、展示物でしょうか。 固有の動植物がいることで有名なガラパゴス諸島の生き物達は、本当に興味深いものが多いですね。 カモノハシ(オーストラリア大陸)が動く映像が楽しいですよ。陸上でも、こんなに早く動けたのね(笑)ダーウィン自身も、もっとも奇妙な動物と認識していたらしいです(笑) 生物展示としては、ガラパゴスゾウガメ、グリーンイグアナ、ベルツノガエルがいますので、お見逃しなく!ゾウガメは歩いていたんですけど、迫力がありますねー。イグアナ、ベルツノガエルも楽しい(?)外見をしています(笑) 動物だけではなく、植物、昆虫にも興味の範囲が広がっているのが凄いんですよ〜(驚)あのファーブルとも、書簡を取り交わしていたようですね。昨年科博で開催されたファーブル展にその展示がありました。 ※「「大ロボット博」←映画の世界が現実に「ファーブルにまなぶ」国立科学博物館へ!」該当記事です。 そして、植物の中でも、ダーウィンは食虫植物にかなり興味を示していたようで、本展でもウツボカズラ、ハエトリ草、モウセンゴケ、サラセニアの本物が展示されていたんですけど、皆さんあまり興味がわかなかったのかしらん?花博でもいくつか展示はあったんですけど、サラセニアを見たのは初めてで、思わず仮面ライダー(1号)の怪人「人食いサラセニアン」の造形は、実物に忠実にデザインされたんだな、ということがわかり、私はちょっと楽しかったんですけど(笑) 自宅では、鳩を沢山飼い、品種改良を色々と試していた、というのも驚きますね。 ダーウィンの唱える説が、政治、宗教界をも巻き込む論争を呼ぶことになったわけですが、その経緯、時代背景等も説明されています。今では、当たり前のようになっていることも、最初にその説を発表したときには、どの国でも反対論争が巻き起こるのは歴史が証明する事実ですよね。その苦悩、彼を支えた人々のことも紹介されています。 ※ブランド食器として有名なウェッジウッドの一族と非常に縁が深いことにも驚かされました。 ※写真は同展ショップで買える葉書を写したものです。今回、展内は、一切撮影禁止になっていますので。 東京工業大学に寄贈された貴重な標本を見ることができますし、シーラカンスの鱗(ウロコ)を顕微鏡で覗けるようにもなってるんですよ〜(楽) シーラカンスの解剖をしている映像も流されていて、非常に興味深いです。 上記本展公式HPで、みどころガイド等色々とページが設けられているので、事前にチェックされて行くことをお薦めします。 そして、ダーウィン展を見終わったら、是非科博の常設展も観て行ってくださいね! 常設展の展示物は、この進化論を基本に展示されていますし、もっと沢山の標本、骨格等を観ることができますので絶対観なくては損だと思います〜。子供さんたちの大好きな、恐竜骨格等もありますし、私は行くたびに観にいくほど飽きないし素晴しい展示物です。より一層”多様な生物の進化のさま”がわかる・・・と思います。 アジアで初めて開催される水生適応の国際会議 地学研究部 甲能 直樹科博メルマガ第251号より またまた水生生物好きの私の心をくすぐるイベントがあるみたいですね。興味のある方は、是非チェックを。 2008年3月22日(土)〜5月6日(火) 日本館1階企画展示室 入場料無料(常設展入場料金は必要) 科学の道に挑んだ日本女性のパイオニアたち科博HP該当ページより 南方熊楠が、日本の科学者技術者シリーズ第4回展だったのですが、第5回展がこの日本の女性科学者技術者展になります。 たまたま、最近テレビで「猿橋賞」のことを特集している番組をみて、日本女性でこんなに凄い科学者がいたのか、とびっくりしていたものですから、この企画展も絶対みようと思っていました。そして、あのキュリー婦人のキュリー家と親交をもち、世界レベルで並び称されるほどの日本女性がいたことを知り、非常に驚きました。そんなこと、全く教えてくれませんでしたよ・・・?どうして、小中の義務教育時代に、日本女性でこんなに偉大な人達がいたことを教えてくれないのか、疑問に思いました。男尊女卑、性差別、女性は家にいるもの等が大分改善されたとはいえ、まだまだ残っている現在、もし自分のやりたいことがある女性がいたら、少なくとも家族(夫、子供、親を含め)だけは、応援・協力してあげてほしいと思いました。この企画展に出ている6人は、少なくとも家族が味方になってくれていたようですので。 どうぞ、女性だからといって、母親だからといって、その可能性を潰さないであげてください。せめて、家族だけは、応援してあげてください。 女性だから・・・・・という理由で、やりたいことを阻まれそうになっている方々も、是非本展を見に行ってくださいね。日本人だから、女性だから、母親だから・・・という理由でそれが阻害される要因にはならないんだ、ということを実感できると思いますので。 色々な気づきを与えてくれる国立科学博物館に、これからも通うことになるだろうと思う私です(笑) |
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