オクターブの共鳴音

アクセスカウンタ

zoom RSS 国立西洋美術館常設展リニュアルオープン「かたちは、うつる」「ル・コルビュジエと国立西洋美術館」はいい

<<   作成日時 : 2009/07/14 08:11   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像上野の国立西洋美術館の常設展スペースが工事中だったのが、リニューアルオープンしたのを知り、行ってきました。常設展といえども、松方コレクションを中心とした素晴しい作品の数々に企画展を観に行ったときにも必ず常設展を観てしまうほど、大好きなコレクションの数々だったりします。

国立西洋美術館

そして、今年開館50周年を迎える記念事業として
「ル・コルビュジエと国立西洋美術館」
2009年6月4日(木)〜8月30日(日)

「かたちは、うつる 国立西洋美術館所蔵版画展」
2009年7月7日(火)〜8月16日(日)

が、開催されているので、この二つも勿論観てきました。だって、420円で全て観られるんですよ^^!

開館当時24点を数えるばかりであった版画コレクションは、現在では3747点にまで膨らみ、当館の所蔵作品全体のなかで、いまや欠かせないものとなりました。そこには、ルネサンス期のデューラーにはじまり、17世紀のカロやレンブラント、18世紀のピラネージやゴヤ、19世紀のドーミエやクリンガーなど、西洋版画史を代表する芸術家たちの優品が、数多く含まれています。本展はこのような当館の版画コレクションを、書籍及び若干の素描とあわせた約130点によって、初めてまとまった形で紹介する機会となります。
構成の鍵となるのは、「うつる」ものとしての「かたち」です。ひらがなで「うつる」と書くとき、そこには「反射」「投影」「転写」「遷移」「伝染」「憑依」・・・といった、さまざまな意味の広がりが喚起されます。あえてそんな日本語によって、西洋の美術を考えてみることーーー。本展では、「うつる」という言葉とともに、西洋版画に刻まれた「かたち」の生成と反復、推移と変容を辿ってみたいと思います。
本展パンフレットより抜粋

いつも企画展を催すスペースで「かたちは、うつる」を観られるようになってるんですけど、人がいなくていいっ!(笑)いや〜、いつも企画展を観に行くときは人がいっぱいで、人をよけながら観るような感じになるんですけど、しーんとした空気の中、色のない版画をじっくり眺められるのは、予想外に良かったですよ〜。「うつる」ものとしての「かたち」という切り口も良く、こんなに版画をちゃんと観たのは初めてかもしれません。
関連プログラムや講演会もあるようですので、上記リンク先HP内該当ページをご覧になってみてくださいね。


国立西洋美術館の本館の設計がル・コルビュジエによるものであり、世界遺産候補にノミネートされたことは知っていたんですけど、そんなル・コルビュジエの小展覧会だそうです。

フランス政府より寄贈返還された松方コレクションを収蔵公開する施設として、1959(昭和34)年東京の上野公園に国立西洋美術館が開館して今年で50年を迎えます。本展は、ル・コルビュジエ(1887-1965)が設計した本館に焦点をあてた小展覧会です。本館は、ル・コルビュジエに師事した、坂倉準三、前川國男、吉阪隆正の三人の建築家が現場監理を担当して完成させた、日本で唯一のル・コルビュジエ作品であり、また彼の「無限成長美術館」構想で実現した三つの美術館のうちの一つでもあります。そうした、日本におけるル・コルビュジエ受容の証であり、戦後の日仏文化交流の起点でもあった本館の歴史を、写真や資料によってたどります。さらに、ル・コルビュジエが作成した12点の設計図面やスケッチ、模型などから本館の構想を検証します。これらの展示は、常設展示室の二室を使って行われます。展示をご覧いただいた後、実際に本館を巡ることによってル・コルビュジエが創造した空間をより深く理解していただければ幸いです。
西美HP内該当ページより

常設展を入ってすぐのところに、(設計の道に進んだ方は必ず作る)建築模型が展示されているのが楽しい^^。ついつい、こういう造形ものには興味をそそられるんですよね。上記説明にあるとおり、常設展のもう1室にも特集してあり、そこでは映像でもル・コルビュジエの世界を観られるようになっています。
建築設計の道にすすんだ方にとっては、かなり興味深いものだと思いますよ〜。


さてさて、常設展の絵画なんですけど、新たに収蔵された絵も展示されてありお見逃しなく!(ちゃんと新展示であることが表示されていますので、すぐわかります)若干動線を考えて作品を展示しなおしたようで、前より見やすくなっていました。何度観ても見応えのある大作もあるんですけど、後ろに下がって観られるようにスペースを考えてあり嬉しいかぎりです。
画像「14−16世紀の絵画」「17世紀の絵画」「18世紀の絵画」「19世紀の絵画(ロマン主義〜印象派)」「モネの絵画」「19世紀の絵画(印象派以降)」「近代の彫刻」「20世紀の絵画」「前庭彫刻」と、分類し展示されているので時代の流れもわかりいいですね。

そして、今回のリニューアルで凄く変わった点といえば、ロダンの彫刻が中庭を眺められる場所で観られるようになったことでしょうか(写真参照)。以前は、常設展を入ってすぐのところにあったんですけど、この場所のほうが赴きがあっていいですよね。うーん、素晴しい。
モネの「睡蓮」も、何度観てもいいなぁ、と。ベンチに座って、モネの作品達を眺められるようになっているのも嬉しい。

こんなに素晴しいコレクションを420円で観られるなんて(しつこい(笑))、本当に信じられないですよ〜。
・・・・・そういえば、初めて来たのであろう学生さんたちが随分沢山観にきていました。なので、こちらは意外と混んでましたね、そういえば。
疲れたら「カフェレストランすいれん」で一休みもお楽しみの一つです。
まだご覧になったことのない方も、リニューアルしてから観に行ってない方も、是非足を運んでみてくださいね。



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
国立西洋美術館常設展リニュアルオープン「かたちは、うつる」「ル・コルビュジエと国立西洋美術館」はいい オクターブの共鳴音/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる