「ベルリンの至宝展」に行ってきた 面白いものがいっぱい?!

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ヨーロッパ最大級の規模と質を誇るベルリン国立博物館群のコレクションから「聖なるもの」をテーマに、先史時代から19世紀までの人類の歴史を代表する文化財を厳選してご紹介いたします。

世界遺産・博物館島「ベルリンの至宝展」
2005年4月5日(火)~6月12日(日) 東京国立博物館 平成館(上野公園)

と、いうわけで行ってみるまで今ひとつよくわかってなかったんですが、行ってみてびっくり。
10のゾーンに別れ、年代別、地域別に美術作品が一同に会した展覧会なんて、めったにないですよね?
そもそも本国のこの博物館は、1830年に「旧博物館」が建立され、その後「新博物館」「旧国立美術館」「ボーデ博物館」「ペルガモン博物館」が増設され、100年の歳月をかけて島全体が博物館になったのだそう。1999年には、世界遺産にも登録され、現在は2015年の完成を目指し博物館島の復興計画が進められている→ドイツ国外初出品の作品を含め160点の作品を披露することになった。

Ⅰ.先史美術
Ⅱ.エジプト美術
Ⅲ.古代西アジア美術
Ⅳ.ギリシャ・ローマ美術
Ⅴ.イスラム美術
Ⅵ.コイン・コレクション
Ⅶ.ビザンチン美術
Ⅷ.中世ヨーロッパ彫刻
Ⅸ.ヨーロッパ古典絵画
Ⅹ.ヨーロッパ近代美術

個人的に一番おもしろかったのは、エジプト美術でした。

←アヌビス神ですね

「アメンホテプ3世」「ネフェルティティ」って、どこかで聞いたことないですか?(笑)
そ~うです、映画「ハムナプトラ」にでてきましたよね!(笑)
昔から映画なでなじみのある名前や、形のものがたくさんあるので、美術には興味のない方にもかなり楽しめると思います。
展示の仕方も小さいものは四方からみることができますし、大きいものもすぐ近くでみられるので生の迫力がそのまま伝わってきます。


次に楽しめたのは、ギリシャ・ローマ美術ですね。
「アフロディテ」、「ポセイドン」「ヘルメス」「キュベレー」等の神話の神々の大理石像をはじめ、「ミネルウァ(アテナ)の銀皿」「カラカラ帝の胸像」「クレオパトラ7世頭部」「ペルガモンの美しい頭部」等、見ごたえのあるものが多かったように思います。

中世ヨーロッパ彫刻も興味深いものでした。
「聖アグネス」や「使徒マタイ」の木材の彫像が印象に残っています。

ヨーロッパ古典絵画では「サンドロ・ボッティチェリ」の「ヴィーナス」が目だっていたでしょうか。
皆さんが良くご存知の同じ画家による「ヴィーナスの誕生」のポーズと酷似しているのですが、バックが真っ黒なんですね~。なので、イメージが違ってみえます。
※上部チラシ写真の左下のほうに、その絵の一部が写っています
他にも「ロレンツォ」「ラファエロ」等、有名な画家のものがそろっています。
「レンブラント」の「天使と格闘するヤコブ」という絵の構想がちょっとおもしろかったです。
格闘と天使の祝福の両方のイメージを醸しだしているようなのですが、
「天使の手がヤコブの股関節を外そうとするのと同時に、天使の頭部に輝きと甘美な微笑が天の祝福をほのめかすかのように漂うのを表現したのである」
という説明を読んで、???どうして股関節を外すの~?と、素朴な疑問が^^;格闘家なのか^^?

ヨーロッパ近代美術では「カール・フリードリヒ・シンケル」の光と影を印象的に描いた油彩作品に皆さん見入っているようでしたね。
私があれれ?と、目がいったのは「ゲーテとシラーの記念碑の準備模型」でした。
「1849年当時流行していた天才礼賛を反映して2人が身につける古典古代風の衣装であるトーガと月桂冠が、彼らに永遠の英雄といった外見を与えている」という説明のとおり、見たものに対して高潔な印象を与えるものでした。
あと当時すでに精神病をわずらっていた哲学者ニーチェの肖像画も興味深いものがあります。
そしてエドゥワール・マネの「温室にて」という油彩作品も本展覧会の目玉のよう。

こんなに沢山、このチケット代で見せてもらっていいんですか?、というぐらい見ないと損!な展覧会です。
そして、常設展の日本古代展も私にとっては楽しいものでした。縄文時代からの土器や土偶、埴輪や勾玉、等々これまた「火の鳥」や「日出る処の天子」の世界が広がっていまして・・・・・(笑)

是非、足を運んでみてくださいね。

「東京国立博物館」ホームページ
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00/processId=00

「ベルリンの至宝展」展覧会ホームページ(割引引換券が手に入ります)
http://www.asahi.com/berlin/

http://www.tbs.co.jp/event/berlin/




この記事へのコメント

Tak
2005年04月28日 20:40
こんばんは。

TBありがとうございました。

見所満載の展覧会でしたね~
まさに至宝!!
2005年04月28日 21:18
Takさん、こんばんは。
相互TB&コメントありがとうございます!

見所が本当に多い展覧会ですよね。途中で休んでいる人が多かったような^^;
めったにない展覧会なので、多くの人に観てもらいたいですね。
2005年05月01日 23:23
こんにちは。
ごめんなさい~、この記事見逃してました~。
ご期待どおり、やはりアヌビス神辺りでウケウケ。
そうそう、「ハムナプトラ2」でこんなCGおばけが砂漠を沢山走り回ってましたよねー。あはははは。
ギリシャ・ローマ美術も好みだし、火の鳥や日出処…も言うに及ばず。
2005年05月02日 00:22
MAROさま、こんにちは。
催促してしまってごめんなさい^^。
でも、多分ウケてもらえるだろうと思ってたもんで(笑)
アヌビス神、そのまんまですよね。
一緒に観に行ってたら、二人で大声で笑ってただろうな~と(笑)

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