オクターブの共鳴音

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zoom RSS 「初公開!はく製リンリン」「東北地方の自然史研究」「2008年ノーベル賞受賞記念展」etc.@科博

<<   作成日時 : 2009/01/31 08:23   >>

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前の記事が長くなってしまったので、国立科学博物館の常設展入館料で見ることのできる色々を(上野のパンダ全部のはく製その他)、昨年12月に行った時のことも含めて、こちらにまとめてUPしてみます。

画像まずは、これでしょう!のパンダのはく製です。

初公開!はく製リンリン−上野のパンダ全員集合−
期間:2008年12月23日(火)〜2009年4月5日(日)
開催場所:国立科学博物館 日本館1階中央ホール
※カンカンは3月8日までの展示


パンダといえば、ランラン、カンカンなんですよ(笑)上野動物園に初めて来たパンダ2頭です。このときは、もの凄い騒ぎで、パンダを見るために何時間も並ばないと見ることができないぐらいだったんですよね。子供心に「なんでこんなモヨウのクマがいるんだ・・・?!」と、非常に驚いた記憶があります。小さい頃から生き物好きで、図鑑とかよくみてたんですけど、多分図鑑にもパンダは載っていなかったんだと思います。
本展は、ランラン、カンカンから昨年亡くなった最後のパンダリンリンまで、上野動物園にいたパンダ全員のはく製が展示されています(全て科博所蔵なんですね)。
上野で生まれたパンダが3頭もいたことにびっくり。第1子は、すぐ亡くなってしまったんですけどそのホルマリン浸けもありました(苦)第2子がトントンで、第3子は中国のパンダと交換したんだそう。トントンの記憶って少しあるんですけど、その他のパンダの事ってあまりよく知りませんでした。

画像これが、上野動物園最後のパンダのリンリンです。亡くなった時にこのblogでも、少し書きましたけど、日本が所有権を持つ最後のパンダだったんですよね(今現在は、貸与しかできない)。生きている時に上野動物園でも写真に納めたんですけど、はく製になってしまうと、イメージが違うような・・・?

政治的思惑に使われてしまう側面は置いておいて、パンダは素直に可愛いですね〜。その生物学的特長なども説明されていて(パンダのイラストが可愛い)、パンダの希少性や、自然の状態でふやす努力が始まっていること等、為になるお話が平易に説明されていて、中々楽しいミニ展示でした。じっくり見ている大人の方が多かったですよ。


画像東北地方の自然史研究 斎藤方恩会の足跡とコレクション
期間:2009年1月24日(土)〜2月22日(日)
開催場所:日本館1階企画展示室


そして、イメージと違いおもしろかったのがこの企画展です。
2006年に仙台の斎藤法恩会自然史博物館から国立科学博物館に多数の自然史標本が寄贈されました。この貴重なコレクションの研究によって、従来、知られていなかった東北地方の自然史が明らかになりつつあります。今回の企画展では、東北地方の自然史研究の現状を紹介するとともに、斎藤法恩会が学術研究に貢献してきた足跡も紹介します。
本展パンフレットより
斎藤法恩会とは、宮城県の斎藤善右衛門が私財300万円(現在の価値にして16億4千8百万円)を寄付して、認可を受けた財団法人だそうで、日本の学術研究、科学の発展に多大な貢献をしたんだそうです。
ハナイズミモリウシの復元骨格・木の葉化石・貝類化石・岩石・鉱物・鳥類・クモ類・昆虫類・貝類魚類・海産無脊椎動物・植物・・・の各標本が展示されているんですけど、東北地方からは初記録となる「トゲノコギリガザミ」の標本が凄かったです。鳥類の標本とともに、当然名前が付けられているわけですが、標準和名が使われる以前の時代の和名(古名)がついているものがあり、ちょっと楽しいですよ。
東北の方々が書いた植物の絵(ボタニカルアート?)が細部にわたり素晴しく、これも一見の価値ありです。標本なんて、科博に元々あるじゃない?と、思われる方々、こちらの企画展も是非覗いてみてくださいね。全く知らなかった東北の自然に興味を惹かれると思います(笑)

そして、旬の企画展がこれ!
2008年ノーベル賞受賞記念展
期間:2008年12月25日(木)〜2009年3月1日(日)
開催場所:地球館2階理工展示室入口スペース

記念展の目的
この展示では、2008年ノーベル物理学賞3人、化学賞1人の計4名の受賞者について、その素顔や業績について、解説パネル及び受賞者にゆかりのある資料により紹介する。併せて、前回の受賞から6年がたっていることもあり、改めてノーベル賞に関して広く理解を図るために、ノーベル賞そのものの歴史や意義、過去の日本人受賞者の素顔や業績を紹介する。
今回受賞された4名を含め、合計13名の日本の科学系ノーベル賞受賞者の偉業を展示により広く紹介することで、青少年をはじめとした幅広い年齢層の来館者に対して科学技術に対する興味関心を喚起し、理解を深めてもらうことを目的とする。
科博サイト該当ページより
2008年ノーベル物理学賞受賞
 南部陽一郎「素粒子物理学と核物理学における自発性対称性の破れの発見」
 小林誠「クォークが自然界に少なくとも三世代以上あることを予言する、対称性の破れの起源の発見」
 益川敏英「クォークが自然界に少なくとも三世代以上あることを予言する、対称性の破れの起源の発見」
2008年ノーベル化学賞受賞
 下村脩 オワンクラゲを研究対象とした「緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見と開発」

これだけ読んでも、意味がわからない〜という方々も多いとは思いますが(笑)本展の説明文を読めば、かなり理解できると思います。下村氏のGFPは、癌細胞に反応して光る物質を注入して、癌早期発見の検査に使われている・・・と、聞くとああ〜っ!と思われる方もいるのでは^^。もう、実用化されているんですよね。世界的ハッカーを捕まえた日本人が(当時ニュースになった)、この下村氏の息子さんだと聞いたときにも驚きました。

英語はできません、勉強する気もありません、と自分流を貫いているユニークな言動でも話題になった益川氏が天才型で、益川氏のひらめきを検証する小林氏が秀才型で、両氏の出会いがとてもいい結果に結びついたというエピソードも、やはり天のなせる業なのか、と思わせるお話ですよね。

画像その他にも、上記説明にあるように、日本の科学系ノーベル賞受賞者の人となりが説明されていて、非常に興味深かったですよ。今現在のように均一にならされた人ではなかったのが、やっぱりね、という感じです(笑)必ずしも一直線にこの道に入ったわけでもなく、いい子ちゃんである必要もなかったんだろうなぁ、というのはある意味羨ましい?(笑)科博に来館しても、見逃してしまいそうなこの企画展を、絶対見てほしいと思います。楽しいですよ。

※こんなシンポジウムも開かれるようです。
 2009年2月21日(土)午後1時30分開演 日比谷公会堂
 「小林・益川理論とその検証」
 主催:高エネルギー加速器研究機構 参加費:無料
 http://belle.kek.jp/km-sympo/ から事前申し込み可能   興味のある方は是非。


と、今回見たのはここまでで、ここからは昨年12月に見た展示物のご紹介です。

日本の科学者技術者展シリーズ第7回「数学 日本のパイオニアたち」
2008年11月22日(土)〜2009年1月12日(月)

数学好きの私、楽しみにしていました。関孝和を中心とした”和算家”たち、洋算とは違う切り口・考え方があったことは知りませんでしたし、よ〜く読めばおもしろいんですけど・・・・・数学の元々嫌いな人がみたら、よく読む前にさ〜っと、素通りしてしまいそうな展示物の数々に、こ、これはどうblogで書いたらいいのか、と・・・・・諦めました^^;和算が昔からよくある手品に使われていた・・・というあたりの展示はおもしろいんですけど、そこに行き着くまでに(嫌いな人は)集中力が途切れてしまったことでしょう(苦笑)
う〜ん、こういうものの展示の仕方って難しいですね。

画像以前「地球最強の生物”クマムシ”が宇宙から生還!(驚) 〜「標本の世界」@国立科学博物館」という記事をUPしたんですけど、そのクマムシの動く姿が映像で見られるようになっているのを発見しました。地球館1階の常設展です。

クマムシって写真の通り、緩歩動物門に属するんですよね。最初何度探しても見つからず、係りの人に聞いてやっとわかったんですけど、標本ではなく、映像展示だったんです〜。

画像ヤマクマムシだそうです。
ず〜っと、永久運動してるんですけど(笑)その動く姿が結構キュートでした(笑)
そうか、このクマムシが最強なのか・・・!と、ちょっと楽しい。
ニュースでクマムシのことを知った方は、科博に行けば見ることができますよ^^。

クマムシ?!―小さな怪物 (岩波 科学ライブラリー)

画像そして、メルマガを読むまで全然知らなかったんですけど、この地球館の屋上って、ハーブガーデンになってるということで、初めて行ってみました。

びっくりです。まるで、別世界。ここは何処?っていうかんじです。
ラベンダーその他、色々なハーブがいっぱい。屋上でも、育つんですね。

などなど、常設展示物でも行くほどに新たな発見があったりして、今年も何度か足を運びそうな私です。勿論、企画展もありますし!

「大恐竜展」−知られざる南半球の支配者−
2009年3月14日(土)〜6月21日(日)

「シカン−発掘された黄金都市」インカ帝国の源流−地底のパズルを読み解くのは誰?−
2009年7月14日(火)〜10月12日(月・祝)

国立科学博物館」←詳しくはサイトでチェックを。
メルマガもあるので、色んな情報がほしい方は、上記サイトより登録してみてくださいね。





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パンダ☆オール☆スターズ。
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はく製リンリン/国立科学博物館
初公開! はく製リンリン−上野のパンダ全員集合−   &nbsp;2月22日(日)  HP  「国立科学博物館」&nbsp;  昨年4月、死亡したジャイアントパンダのリンリン以来、上野動物園にパンダはいなくなった・・・。 現在生きたパンダに会えるのは和歌山にあるアドベンチャーワールドのパンダランドと神戸市にある王子動物園だけ。しかしながら今、上野にある国立科学博物館でパンダのはく製が公開されている。今回、初めてリンリンのはく製も一般公開され、ランラン、カンカン、フェイフェイ、ホァンホァン、... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2009/02/25 12:11

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